今回はIL-17阻害薬の中で脊椎ドメインを攻めてみた研究.
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■多施設での二重盲検ランダム化比較試験,phase3b試験.
■PsA患者で2剤以上の脊椎pain VAS≧40/100,BASDAI≧4の患者が対象.
■セクキヌマブ300㎎,セクキヌマブ150㎎はプラセボと比較して有意に12週時点のASAS20を達成(62.9% vs 66.3% vs 31.2%).
■52週まで効果は持続.
引用元:Baraliakos X, Gossec L, Pournara E, et alSecukinumab in patients with psoriatic arthritis and axial manifestations: results from the double-blind, randomised, phase 3 MAXIMISE trialAnnals of the Rheumatic Diseases 2021;80:582-590.
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ということで,IL-17iで初めてPsAの脊椎ドメインに有効性を示せた試験.
セクキヌマブに限らず,ASで有効性示せている他のIL-17iでもある程度奏功しそうな印象ではあるけど,その第一歩ということで.
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